〝キャプテンシー〟も超一流だ。バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)1次リーグ第3週千葉大会4日目(12日、千葉ポートアリーナ)、世界ランキング5位の日本は同3位のポーランドに3―1で勝利し、通算成績を9勝2敗とした。
高さのあるブロックにも屈しなかった。主将・石川真佑(ノバラ)らを軸に、全員バレーで攻撃を展開。一進一退の攻防を繰り広げた第4セットは、21―21の場面で石川が強打を決めて勝ち越すと、サービスエースも決めて流れを引き寄せた。「苦しい試合だったけど、勝つことができてすごくうれしい」と声を弾ませた。
2024年パリ五輪後に引退した古賀紗理那さんから主将の座を引き継いだ石川は「チームが勝つために、強くなるために行動しないといけない」と決意。19年U20世界選手権は主将として初優勝に貢献するなど、豊富なリーダー経験を生かしてチームをけん引している。U20世界選手権優勝メンバーの山田二千華(NEC川崎)は「世代別の代表の時でも主将をやっていたので、昔と大きな違いはないけど、彼女の冷静さやイタリアでの経験も頼りになる」と好印象を口にした。
この日の石川は「ポジション的にも苦しい場面で上がってくるし、どういう状況でも(得点を)決め切らないといけない」とプレーで鼓舞。大黒柱として存在感を発揮しているが、チームの雰囲気づくりにも努めている。山田は「プラスな発言をして、まとめてくれているので頼もしい。例えば『しっかり自分たちの準備をしてから、全員がオフェンスに参加できるようにしていこう』だったりとか、積極的に発言をしてくれる」と明かした。
パリ五輪で日本は2大会連続で決勝トーナメント進出を逃した。28年ロサンゼルス五輪でのメダル獲得を見据える上で、石川は「いろんな経験をしているので、苦しい場面でも自分が少しでも周りに影響を与えられたらいいなと思ってプレーをしている」。五輪の敗戦を知る1人として、悔しさを成長の糧とする。













