ドジャースが10日(日本時間11日)までに今季ワーストの6連敗を喫し、ブレーキがかかっている。

 米経済誌「フォーブス」は「ドジャースを心配し始める時期かもしれない」とチーム状況を分析。故障者続出の投手陣に加え、主力野手のマンシーとE・ヘルナンデスの負傷者リスト入り、さらにT・ヘルナンデスとエドマンが故障を抱えながらプレーしていることを指摘した。

 その上で切り込んだのがMVPトリオの〝低迷〟だった。フリーマンは慢性的な足首痛を抱え「試合前に治療を受け続けている」とし、ベッツについても「6月11日以降、打率1割9分、出塁率2割2分4厘、長打率3割。四球はめったになく、打ってもそれほど強い打球ではない」と厳しく評した。

 そして「1番・DH」の大谷翔平投手(31)だ。同誌が「大谷は少々謎めいた存在だ」と伝えたのは、ナ・リーグトップの31本塁打と他の打撃成績との〝ギャップ〟だった。

「彼はフィールドのあちこちにボールを飛ばし、(ペースとしては)過去最多のホームランを量産しているが、最も多くの三振を喫している」。今季の大谷は出場した92試合で107三振。エンゼルス時代の2021年に記録したキャリアワーストの189三振に迫る勢いとなっている。

 また、特にシーズン序盤は下位打線で攻撃が途切れ、大谷が打席を迎える時に走者がいないことが問題視され、打順変更も議論された。同誌は「ロバーツ監督がなぜ大谷を1番打者で起用し続けるのか疑問に思う人も多いが、得点圏打率は2割1分1厘、長打率4割2分1厘という成績を見れば、その答えは見つかるだろう。また、2アウト未満で三塁に走者を置いた15打席に立ち、10打数1安打、3四球、2犠飛と決して大活躍とはいえない」と伝えた。

 もっとも、同誌はMVPトリオに陰りが見えるのは一過性との見方で「大谷、ベッツ、フリーマンはシーズンが進むにつれて調子を取り戻し、より安定した成績を残す可能性は高い」「投手陣が早く健康を取り戻し、回復する必要がある」と占っていた。