パ首位を独走するソフトバンクは11日のロッテ戦(みずほペイペイ)に16―2の大勝を収めた。打線が先発全員安打の16安打、16得点と大爆発。今季初登板となったリバン・モイネロ投手(30)を強力援護した。戦列復帰が遅れていた左腕は6回4安打、無四球、無失点の快投。「まだ100%じゃない」という状態ながら貫禄を見せつけて白星を手にした。

 小久保監督は試合後「スピードガン以上によかった。ホップ成分が上がって去年よりもよくなっているという報告も来ている」と明かし、内容ある90球に目を細めた。モイネロからは降板時に「お待たせしてすみません」と詫びを入れられたといい、指揮官は「(ここからは)戦線離脱することなく、中6日でずっと回ってもらいたい」とハッパをかけた。

 試合を見守った王球団会長も代えの利かない大黒柱の帰還を喜んだ。「モイネロはさすがだった。上沢、前田悠伍が頑張ってくれているけど、彼が柱だからね。モイネロはやっぱり実績もあるわけだから、大きいね」と戦力アップにホクホク顔だった。