火に油を注ぐ結果となりそうだ。
米メディア「ドジャース・ネーション」によると、パドレスのフェルナンド・タティス外野手(26)が全米中継でマイク越しに放った〝失言〟が、ロサンゼルスのファンからひんしゅくを買っているという。
問題のシーンは7月6日(日本時間7日)、本拠地ペトコ・パークで行われたレンジャーズ戦中の「サンデーナイト・ベースボール」で起きた。米スポーツ専門局「ESPN」の全米中継内でマイクを装着していたタティスは、ファンから「どの球場でのプレーが好きか?」と問われ「(メッツ本拠地の)シティ・フィールド」と即答。そして間髪入れずに「ドジャー・スタジアムは絶対に楽しくない」とバッサリ切り捨て、その質問を締めくくった。
長年にわたってライバルと目されているドジャースとパドレスの因縁は今季、一層激しさを増している。6月16日から19日(同17日から20日)までドジャースタジアムで行われた4連戦では両軍合わせて計8死球が飛び交い、4戦目では9回表にタティスが死球を受けるとベンチ総出の乱闘騒ぎへと発展。その裏には、パドレスの守護神スアレスの99.8マイル(約160.6キロ)の剛速球が大谷翔平(31)の右脇腹付近に直撃する〝アクシデント〟も発生していた。大谷が冷静に場を収めたことで大事には至らなかったが、試合後にドジャースのロバーツ監督が思わず「あれは明らかな故意死球」と怒りを爆発させるなど両軍に遺恨を残したのは言うまでもない。
そんなタイミングでのタティスの〝失言〟。どうやらドジャースファンの神経を逆なでしている様子で、実際にSNS上では「不敬発言」「パドレスは大谷にぶつけておいて何様だ」といった怒りの声も噴出している。
ドジャース関係者は静観の構えを見せているおのの、前出「ドジャー・ネーション」はタティスの発言によって「チャベス・ラヴィーンのファン心理は、すでに沸点に達しつつある」と論じている。
両軍の直接対決は次回、8月22日(同23日)からパドレスの本拠地ペトコ・パークで3連戦が組まれている。ヒートアップしている因縁は、しばらく沈静化しそうもない。












