オリオールズの菅野智之投手(35)は10日(日本時間11日)に本拠地ボルティモアでのメッツとのダブルヘッダー第2試合に先発し、6回を投げ、4安打3失点、2三振3四球で7勝目(5敗)を挙げた。打者25人に99球。防御率4・44。チームは7―3で勝って2連勝。

 初回先頭ニモとリンドアの連続短長打で無死二、三塁とされるとソトの遊ゴロで1点先制された。さらにアロンソの右犠飛で2点目を失った。2回を三者凡退に抑えると、直後に味方打線が3点を奪い逆転してくれた。

 3回も内野ゴロ3本で三者凡退としたが、4回は2四球で二死一、二塁とされると8番バティに右前適時打を許し、3―3となった。

 5回二死一、二塁でアロンソと対戦。内角高めの94・1マイルのフォーシームで二ゴロに打ち取った。直後に味方打線が5―3と勝ち越すと6回も続投。8球で三者凡退に抑えると観客は大歓声。菅野は手を上げて応えた。

 菅野にとっては大きな1勝だ。直近5試合中、4試合が5回を持たずに降板していたが、今季7度目のクオリティースタート(6回以上投げ、自責点3以下)を達成。安定感を取り戻した。ここ3試合で6被弾し、一発病が心配されたが、低めにボールを集める丁寧な投球でメッツ打線の破壊力を封じると同時に制球力を発揮した。

 観戦に訪れていた伯父で巨人前監督の原辰徳氏も粘りの投球にほっとしただろう。ここから上昇し、チームのために白星を積み重ねていく。