トレードデッドラインが迫る中、ピンストライブ軍団が逆転地区Vを目指し静かに動き出しつつあるようだ。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(58)が9日(日本時間10日)、今月末のトレード期限(31日=同8月1日)に向けた補強方針を明かした。
米メディア「Sports Illustrated」によれば、キャッシュマンGMは今後のチーム編成についてDJ・ルメイユ内野手(36)をDFAとしたことで「三塁手の補強は可能性のひとつ」と述べた上で、さらに「昨年のワールドシリーズで投げていた先発陣が3人も抜けている。先発投手の補強は必ず検討する」ともコメント。今季ここまで離脱中のゲリット・コール投手(34)、ルイス・ギル投手(27)、クラーク・シュミット投手(29)の不在を嘆きながら、先発陣の穴埋めを最優先に掲げた。
そして「リリーフ、内野手もターゲットに入っている」とし、現有戦力の立て直しと並行して積極的な補強に動くことを示唆。長期離脱組の穴埋めとして、他の〝売り手球団〟を対象にスケールの大きなトレードを持ちかける可能性が高まり始めた。
同メディアは今季からオリオールズに加わったオールドルーキー・菅野智之投手(35)が「実績とタフさを備えた現実的なターゲット」として、同地区のヤンキースからロックオンされつつあると指摘。現在6勝5敗、防御率4.44、WHIP1.31の成績で開幕から先発ローテーションを守り続けているベテラン右腕が、ピンストライプ軍団の獲得候補として浮上しているという。
今季からメジャー挑戦の悲願をかなえた菅野だが、チームはア・リーグ東地区最下位に低迷中。トレードで上位球団に加わることになれば、悲願のポストシーズン進出も現実に近づく。キャッシュマンの言う「実績ある先発」が誰を指すのか――。その答えが「サムライ右腕」を指す可能性は十分に高い。












