オリオールズの菅野智之投手(35)は10日(日本時間11日)、地元ボルティモアでのメッツとのダブルヘッダー第2試合に先発し、6回を4安打3失点で7勝目(5敗)を挙げた。
4回までに3失点したが、その後はコーナーをつくベテランらしい巧みな投球でメッツ打線をほんろうした。同点の5回二死一、二塁のピンチではアロンソをフォーシームで二ゴロに打ち取ると、直後に味方打線が5―3と勝ち越し。6回を投げ終えてベンチに引き揚げる際には観衆から拍手と大歓声を浴びた。
6月から不本意な投球が続いていた菅野は「この1か月間はしんどかった。どんなつらい時期も乗り越えてきたので、自分自身をしっかり信じるということだけは、念頭に置いてやってきた」と安堵の表情を浮かべた。
そんなベテラン右腕が地元紙「ボルチモア・サン」に語ったというコメントに米メディアが注目している。チームはア・リーグ東地区最下位に低迷。プレーオフ進出に早くも黄ランプが点滅しており、菅野をめぐるトレード情報が何度も報じられている。そんな中、菅野は「ここ1か月ほど我々は本当にいいプレーをしています。私は今でもこのチームにチャンスがあると強く信じています」とチームへの揺るぎない信頼を明かしたという。
この発言を受けた「クラッチ・ポインツ」は「この確信は重要だ。長年にわたる海外でのポストシーズン経験と静かなリーダーシップで、菅野はマウンドの要として、そしてダッグアウトでは安定した存在感として頭角を現してきた。彼のチームへの信頼は単なる楽観主義ではなく、オリオールズの復活という現実を反映している。オリオールズのプレーオフ進出の可能性は決して失われていない。菅野の信念こそが、この勢いを本格的な勝利へと変える原動力となるかもしれない」と熱く解説。
さらに「トレードのうわさが絶えない中、菅野はチームで終盤まで戦い抜くことに専念しており、チームを去るつもりはない」と、菅野の強い決意に拍手を送った。












