パドレスのダルビッシュ有投手(38)は7日(日本時間8日)に本拠地サンディエゴでのダイヤモンドバックス戦に先発で今季初登板し、3回2/3を投げ、3安打2失点、5三振4四死球だった。打者18人に63球で、最速95・9マイル(約154・3キロ)をマーク。

 ペトコ・パークのファンの大歓声を背に今季初のマウンドに上がった。初球は内角高めの91・7マイル(約147・6キロ)のカットボールでファウルを打たせた。2ストライクからの4球目、外角低めのカーブで空振り三振。続くペルドモは2球目の内角フォーシームで遊ゴロに仕留め、グリエルはカウント1―2からの4球目、内角低めのスプリットで空振り三振。10球で終えた。

 1点を先制してもらった2回は先頭ネーラーを四球で歩かせると。続くスアレスに2ストライクからの4球目、真ん中に入った94・8マイル(約152・6キロ)のフォーシームを捉えられ、左翼線へ適時二塁打され、同点に追い付かれた。続くマッカーシーを歩かせたが、マキャンを外角低めのスイーパーで空振り三振、トーマスはカーブで中飛、アレクサンダーはスライダーで右飛に仕留め、追加点は許さなかった。

 3回は先頭キャロルに初球のカットボールを捉えられ中堅二塁打。ペルドモの投前バントで一死三塁とされるとグリエルが外角低めのスイーパーを捉えて左前適時打されて勝ち越しを許した。ネーラーに死球を与えるも、スアレスはスイーパーで左飛、マッカーシーはスプリットで二ゴロに仕留めた。

 4回は三振と四球で一死一塁とするもアレクサンダーをスイーパーで空振り三振。ここで交代が告げられるとファンは再び大歓声で祝福した。

 今季初登板ということで4四死球と制球は乱れたが、最速95・9マイルを記録。スイーパーで5、スライダーは3、カーブで2、シンカーとスプリットでそれぞれ1と計12の空振りを奪っており、〝七色の変化球〟は健在だ。試合前の時点でドジャースを7ゲーム差で追っているが、まだオールスター戦前。頼れるベテラン右腕の復帰は勝負の秋に向け明るい材料だ。