阪神・ジョン・デュプランティエ投手(30)が5日、DeNA戦(横浜)に先発し9回3安打無失点の快投で3―0の勝利を引き寄せ、チームを今季最長の7連勝に導いた。
完封勝利は6月19日のロッテ戦以来、来日2度目。今季12試合目の登板で規定投球回未到達ながら5勝、奪三振数は95個としリーグトップだったバウアーを抜いてトップに躍り出た。
立ち上がりから危なげなかった。1回は先頭の桑原、度会を連続三振に打ち取るなど三者凡退。3回、石上に初被安打を許したがけん制でアウトを奪うなど、この回までを9人で終わらせた。「チェンジアップがあまりよくなかったので、坂本(捕手)と相談して修正した。今後の投球のためにもいいレッスンになった」。ゲーム中にバージョンアップする余裕もみせアウトの山を積み重ねた。
その言葉どおりに4回の度会から8回の戸柱までは14人連続アウトの快投。9回、桑原に死球を与えてしまったが無四球という内容だった。テンポ、制球力、リズム抜群の108球。藤川監督は「しっかりした準備をいつもやってくれいるので、このまま継続してやってほしい」と全幅の信頼を寄せていた。
デュプランティエは登板前夜、DeNAのジャクソン投手と食事を共にした。来日中の父も伴ってDeNA―阪神をテレビ観戦しながら、有意義な時を過ごした。ジャクソンからあれも食べろ、これも食べろと“増量化トラップ”を仕掛けられたが「その手には乗らなかったよ」と笑顔。グラウンドで対戦相手だが、外では仲間とあって「リラックスできていいパフォーマンスにつながった」とジャクソンに感謝を示していた。
デュプランティエは現在、登板した25イニング連続で無失点を継続中。21年にダイヤモンドバックスで投げて以来、メジャーのマウンドから遠ざかっていた助っ人右腕がNPBで輝きを放っている。












