阪神・大竹耕太郎投手(30)が、2日の巨人戦(甲子園)に先発し、8回89球を投げて7安打無失点で今季4勝目をゲットした。再三ピンチを背負いながらも緩急を生かした投球で本塁を踏ませず。試合後は、「ボールの精度はよくなかったんですが、どうやって抑えていくかを(捕手の)坂本さんと話しながら臨機応変にできました」と汗をぬぐった。
打席が回る7回の攻撃では8番・小幡の場面で、ネクストバッターサークルにはヘルナンデスが待機。それでも「7回までで代わるかもというシチュエーションで、いかしていただいた」という左腕は打席に立ち、8回のマウンドへ向かった。
虎党の大歓声を浴びる中、代打・キャベッジに二塁への内野安打を許したが、後続を断ちチームに流れを呼び込んだ。直後の攻撃では二死一、二塁から大山の内野へのゴロを遊撃・泉口がはじいた隙に、二走・森下が一気に生還。一時はアウトが宣告されたが、藤川監督のリクエストで判定が覆り、スコアボードに「1」が刻まれた。
大竹は粘投を続けていただけに、「あそこがゼロでも9回(のマウンドに)いってたので。アウトになるもんだと思って準備はしてました」と冷静に振り返りながら、「0―0の試合だったので、セーフになってうれしかったです」と白い歯を見せた。
前回のソフトバンク戦(6月21日、甲子園)は6回途中に中指がつるアクシデントに見舞われて降板となったが、この日は終盤まで腕を振り続けた左腕。「今後もそういう所で、(次の回も)いかしてもらえるようなピッチングをしていきたいですし。長いイニングいっても怖いという部分もありますが、それを乗り越えていきたいです」と力強く話していた。
虎の背番号49の好投が光り、チームも1―0で勝利。2カード連続のカード勝ち越しを決め、4連勝で首位をがっちりと守った。












