新日本プロレス29日の愛知県体育館大会で、ドラゴンゲートのシュン・スカイウォーカーが鷹木信悟(42)、辻陽太(31)のパートナー「X」として電撃登場した。

 この日の大会では「無所属」の鷹木&辻が6人タッグ戦で「ユナイテッド・エンパイア」のグレート―O―カーン&カラム・ニューマン&ジェイコブ・オースティン・ヤングと対戦。パートナーは当日発表となっていた。

 最後の入場者としてシュンが姿を現すと、会場からは大きなどよめきが巻き起こった。シュンは3月に開催した自身のプロデュース興行(新宿)でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン時代の鷹木と対戦していたが、今回はまさかの共闘となった。

 いきなりカラムに同士討ちを誘われ、鷹木との間に微妙な空気が流れたが、気を取り直して連係を披露。さらに終盤にはカラムを強烈なランニングフロントキックで場外に落とし、ヤングをリング上に孤立させた。

鷹木(右)と連携し、カラム・ニューマン(中)を吹き飛ばすシュン
鷹木(右)と連携し、カラム・ニューマン(中)を吹き飛ばすシュン

 鷹木の好アシストからブラスター(変型ドライバー)をさく裂させたシュンは、SSW(旋回式ブルーサンダー)で3カウントを奪取。さらにバックステージで鷹木がコメントしていると、シュンが乱入し、丁々発止のやり取りが繰り広げられた。

 シュンはドラゲーの年間最大興行7月13日神戸ワールド記念ホール大会でドリームゲート王者YAMATOへの挑戦を控えており、敗れた場合は退団という十字架を背負っている。鷹木から「退団したって、そのまま組むとか考えないからな? 負けたらどうするんだよ、知らねえぜ?」と問われたシュンは「シュン・スカイウォーカーに負けはない。これまで負けがあったか? ない話をするなよ」と豪語。

「負けがないんだったらな、勝ったら(王座戦が)あるんじゃないか? ここでも。悪いけど俺、4度戴冠歴あるからな」と提案されると「お前は数でしか語れないんだよ。4度戴冠って、それは4度落としたことも意味してるんだ。回数で語れないのがシュン・スカイウォーカーだ」と〝ああ言えばこう言う〟を体現した。

 付き合い切れない鷹木がバックステージを去ると、シュンは「俺がなぜここに呼ばれたのか。確かにアイツ(鷹木)がシュン・スカイウォーカーに頭を下げたのは事実だ。ただ、本当にアイツの選出によるものなのか? 鷹木信悟の上、新日本プロレスの上、棚橋弘至の上…そこに常に存在しているのがシュン・スカイウォーカーなんだ」とニヤリ。どこまでも唯我独尊なこの男が再び新日本のリングに上がる日はいつになるのか――。