亡き母親へのヤジで試合中に涙を流したダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手(31)に27日(日本時間28日)、本拠地マーリンズ戦で熱いエールが送られた。
ドミニカ共和国出身のマルテが24日(同25日)の敵地ホワイトソックス戦の7回表の打席に立った際、敵軍ファンが「昨夜、お前のお母さんにメッセージを送ったぞ」と叫んだ。2017年に母親が交通事故で亡くなった際、マルテはシカゴでプレーしていたという。ヤジを飛ばしたファンはMLBによってメジャー全球場を出禁となった。
この日「2番・二塁」で出場したマルテが初回、打席に向かうとスタンドのファンが立ち上がってマルテにエール。約35秒間、歓声がやまなかった。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ダイヤモンドバックスのファンは心からの愛情を表明し、相手チームをブーイングしたり、相手選手を挑発したりするのは構わないが、ファンであることと純粋な憎しみの間には境界線を越えてはいけないことを彼に伝えた」と記した。
ダ軍のロブロ監督も「とても力強いメッセージだと思います。素晴らしいサポートと愛、そしてつながりの表明です」と地元ファンの温かさに感謝した。マルテは球宴のナ・リーグ二塁手部門でトップの得票数となっている。












