オリオールズの菅野智之投手(35)が27日(日本時間28日)の本拠地レイズ戦に先発。メジャーワーストの5回7失点を喫しながら、打線の大量援護で6勝目(4敗)を挙げた。

 初回は先頭、2番と2者連続空振り三振を奪って三者凡退と完璧な立ち上がり。だが、2回の先頭・アランダに9号ソロを浴びると投球内容は暗転した。一死からJ・ローにも一発を浴び、二死一、二塁からB・ローには3ランを許すなどこの回だけで5安打3本塁打6失点とメッタ打ちされた。

 4回にもB・ローに適時打を浴びた菅野は5回86球を投げ、9安打7失点(自責7)で降板。だが、味方打線が大爆発して最終的なスコアは22―8の大逆転勝ちとなり、散々の内容ながら6勝目を手にした。

 菅野は7回1失点で5勝目を挙げた3日(同4日)のマリナーズ戦を最後に勝ち星から遠ざかり、ここ3戦は5回を投げきることができず、マンソリーニ暫定監督が「日本時代と同じように」と配慮し、この日は中6日で先発。しかし、期待に応えるような快投を演じられなかった。

 苦戦は続くが、乱調でも勝ち星が転がり込むというツキもある。試練に直面している35歳のオールドルーキーだが、今回の幸運が嫌な流れを変えてくれるかもしれない。