女子プロレス「スターダム」のアーティスト王座戦線に新たな動きがあった。

 25日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で同王座を保持するネオジェネシスのスターライト・キッド、AZMはハイスピード王者の星来芽依と組み、「コズミック・エンジェルズ(CA)」のなつぽい&安納サオリ&玖麗さやかと激突。

 試合ではAZMがなつぽいとスピーディーな攻防を展開し一進一退の攻防を繰り広げた。中盤ではCAの連係に苦戦を強いられる場面もあったが、ネオジェネシスがトリプルドロップキックを玖麗に発射。最後は星来が玖麗を流れ星で丸め込み3カウントを奪った。

 試合後にマイクを持った現ワンダー&アーティスト王者のキッドは「ネオジェネシス第二章、(21日の)代々木大会ではボロボロになって悔しい結果になってしまいました。でも私らは二冠チャンピオンだから、しっかり前を向いています! そこで今日、私は戦いたかった人がいたんだよね…」と語り意中の相手を見つめながらリングを下りた。前ワンダー王者のなつぽいの前を素通りしたキッドは安納に近づくと「久しぶり…サオリ」と顎をつかむと意味深にほほ笑みかけた。

 2人がにらみ合っていると、突然極悪軍団の「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波、吏南、フキゲンです★が登場。マイクを持った小波から「おい、ポンコツチャンピオンたち。この3人でお前らのアーティストに挑戦させてもらう。お前らのその防衛ロードもあと少しでTHEエンド」と挑戦を表明された。

 先月の大阪大会でアーティスト王座を保持するキッド、AZM、天咲光由は、ヘイトの小波&吏南&琉悪夏と「Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ=MVL)」の鈴季すず&山下りな&青木いつ希との3WAY王座戦で勝利。2度目の防衛を果たした。ヘイトの挑戦表明に困惑した表情を浮かべたAZMだったが「まあいいよ、やってやるよ。お前らの負け惜しみはもう聞き飽きたんだよ! 後楽園で最後にしてやるよ」と受諾。7月6日の東京・後楽園ホール大会での王座戦が決定的になった。