阪神が22日、交流戦最終戦となったソフトバンク戦(甲子園)に1―3で敗れ、通算8勝10敗で3年連続負け越しが決まった。
両軍無得点の4回二死無走者から中野、ヘルナンデスの連続エラーで二、三塁とされ、先発・伊原がダウンズに左前へ2点適時打を浴びて先制点を献上。その裏には二死一塁から佐藤輝の左線二塁打と失策が絡んで1点を返したが、得点はそれだけだった。
ポイントとなったのは1点を追う7回だ。先頭の大山が左前打、続く高寺がバスターエンドランで右前打を放ち無死一、三塁の好機を演出。続く小幡の左飛では三走の大山がタッチアップを自重。場面は一死一、三塁に変わって打席に8番の坂本を迎えた。
ここで阪神ベンチは三走に代走・熊谷を送り、坂本は初球からバントの構えをするなどソフトバンクバッテリーを揺さぶった。カウントは3ボール。この場面で坂本がセーフティースクイズを試みたが、打球は捕手前に転がり熊谷は本塁へ向け走ることができなかった。二死二、三塁と局面が変わり、桐敷の代打・糸原は中飛で無得点に終わった。
7回の場面を振り返った藤川球児監督(44)は「それは作戦ですからね」と多くを語らず。こうすればよかったという気持ちはという問いにも「全くないです。バスターエンドランを仕掛けて、形にできて、後悔は何にもないですね。野球ですから」と表情を変えることはなかった。
ただ、つかみ損ねた流れが戻ることはなかった。2位のDeNAとは交流戦前からと同じ3・5ゲーム差で首位を走っているとはいえ、何とも後味の悪い敗戦でレギュラーシーズンに戻ることとなった。












