阪神・大竹耕太郎投手(29)が21日のソフトバンク戦(甲子園)に先発登板し、6回途中を1安打無失点。古巣相手に今季3勝目をマークし、NPBでは21人目となる現存12球団からの全白星を達成した。
3―0と3点をリードして迎えた6回に「中指がつる」アクシデントに見舞われ緊急降板。だが、その後は桐敷→及川→ネルソン→岩崎ら4人の救援陣がシャットアウトリレーでつなぎ、左腕の勝ち投手の権利を堅守した。
「〝抑えて当たり前〟って雰囲気もありますが、自分も中継ぎの経験がありますし毎日試合に出て気持ちをつくる難しさは分かるので。(次戦以降は)少しでも負担を減らすことができる投球がしたい」とゲーム後は、頼もしい仲間たちへの恩返しを誓った。
若かりし日々の自身を鍛え上げてくれた古巣・ソフトバンクのナイン&スタッフには既に、ちょっとした恩返しを済ませてある。「ホークスの食堂に差し入れを送っておきました。阪神百貨店のVANIってクッキーです。一番大きいサイズの詰め合わせを6箱。少しでも阪神百貨店に貢献したいですしね」と背番号49は、ニヤリとしながらこの日の一戦の舞台裏を明かす。
「楽天戦(13~15日、楽天モバイル)の時に(昨季まで阪神に所属していた)加治屋さんがタイガースの食堂に萩の月を送ってくれたので。それだったら、俺もやらなきゃなって(笑い)」
今季ここまで7試合に先発登板し、防御率は2・48と安定。球界屈指の技巧派左腕は心地よい勝ち戦の直後とあって、試合後取材では終始、表情をほころばせていた。












