日本ハムは21日、敵地(バンテリン)で中日と対戦し、3―2で辛勝。3連勝で貯金を「14」に伸ばし、両リーグ最速で40勝に到達した。
先発・加藤貴が初回から制球力を生かした打たせて取る投球で凡打を量産。走者を出しながらも、5回まで相手打線に得点を与えなかった。
2点リードの6回二死無走者から細川にソロを浴び、1点差に詰め寄られた。7回には無死一、二塁の窮地をつくり、ここで降板。ただ、救援陣がその後の攻撃を1失点でしのぎ、加藤は7回途中5安打2失点で今季5勝目(2敗)を挙げた。
一方、打線は初回無死一塁から、矢沢の左中間適時二塁打で先制。その後の一死一、三塁では、5番・郡司がセーフティースクイズを決めて加点した。1点リードの7回には、この日3番起用の清宮幸が右翼席最前列に5号ソロ。粘る中日を引き離した。
新庄剛志監督(53)は試合後、9回二死満塁の一打サヨナラの窮地を招きながら、なんとかしのいだ柳川に関し「柳川君、なかなか面白いドラマをつくってくれるね。さすが、俺の教え子」と苦笑い。
続けて「あれ(最終回のマウンド)やっぱり緊張するんですかね。あんまり(表情から緊張は)見えないでしょ。おしっこ、ちびってたりしてね(笑い)。でも、それぐらいの場面でしたから。よく抑えましたよ」と、1点差を守り切った右腕に賛辞を送った。
この日の勝利でチームは両リーグ最速となる40勝に到達。同時にこの日ソフトバンクが阪神に敗れたため、22日の試合結果次第で交流戦優勝の可能性が出てきた。
指揮官は「僕としては交流戦の優勝はあまり興味がない」としながらも、「ただ、(優勝したら)賞金がもらえるでしょ。それを裏方さんの人たちに渡したいという気持ちはめちゃくちゃあるので。(優勝賞金を)獲りに行きますよ、マジで」とニヤリ。その上で「ミーティングではそう言いました。でも『コーチたちは要らないよね』って言ったら(コーチ陣は)『要ります』って。要るんかいって(笑い)。そんな話はしましたね」。
ソフトバンクの結果に左右されるとはいえ、交流戦最終戦での逆転優勝に向け、最後まで並々ならぬ意欲を燃やしていた。












