ドジャースは21日(日本時間22日)、本拠地ロサンゼルスでのナショナルズ戦に3―7で完敗。自慢の一発攻勢のお株を奪われ、ソロ3発に対して5被弾を許した。
これで3連戦は1勝1敗となったが、あまりにも刺激的すぎた前カードのパドレス4連戦の余波はまだまだ続いている。4戦目の19日(同20日)は両軍の間に張り詰めていた緊張関係がついに表面化。9回にパドレスの主力・タティスが受けた死球でシルト監督が激高してベンチを飛び出し、ドジャースのロバーツ監督ともみ合いになり、両軍が入り乱れる事態となった。結局、今回の4連戦では両チームから7個の死球が飛び出し、大谷も太ももと右の肩甲骨付近に150キロ超の直球がぶつかった。
中でも怪しい光を放っていたのが、パドレスのマニー・マチャド内野手(32)だった。昨年の地区シリーズでもロバーツ監督がいるベンチにボールを投げつけ、自軍ベンチから罵声。今カードでもベンチ前に飛び出して声を荒らげるなど、誰よりも闘志をむき出しにしてきた。自身の打席でも顔面近くを投球が横切ると「ワオワオワオ…」とつぶやきながら捕手に向かって謎のウインク。いつ乱闘が始まっても不思議ではない雰囲気を醸し出していた。
そしてついに両監督が退場する事態となった試合後、マチャドはメディアを通じて「(ドジャースはタティスの無事を)祈らなければならない」と〝警告〟を発していたが、ドジャースに対する敵意はこれだけではなかった。米メディア「ドジャースネイション」はマチャドが小競り合いについて語った私見を伝えている。
「(ロバーツ監督は)煙幕を張りたかったんだろう。シルト(監督)は『どうなってんだ? 行くぞ。どこにいる?』と言ったんだ。(ロバーツ監督は)反対側にいたようだ。ファンだけを見て、チームメートが後ろにいる中で煙幕を張りたかったんだろう。一人じゃなくてね」
この発言の解釈を巡っては「トータル・プロスポーツ」が「ロバーツがシルトに対抗したのは周りに味方がいることを知っていたからにすぎない」、「BVMスポーツ」は「ロバーツの卑怯さを非難」などなど…。つまり、マチャドの言い分は真っ先に突っ込んでいったシルト監督とは対照的に、ロバーツ監督は周囲の助けがあることを分かった上での行動だったというわけだ。
マチャドは2018年7月中旬から約3か月間、ドジャースに在籍。ロバーツ監督とは指揮官と選手の間柄だったが…。すっかり弱虫、臆病者扱いしてしまっているものの、因縁対決は8月に計6試合残されている。












