ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースが相変わらず投手陣の整備に苦しんでいる。

 ナ・リーグ西地区の首位を快走する一方、不安材料は故障者だらけの投手陣。大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、トミー・ジョン手術明けのシーハンが18日(同19日に)に復帰したものの、名実ともにエースとなった山本由伸は4試合連続で勝ち星から遠ざかり、ローテを回るメイも不安定な投球を繰り返している。また、すでに戦列を離れていた佐々木朗希も60日間の負傷者リストに移行した。

 米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」は「大谷翔平は実戦に復帰したものの、ドジャースは穴を埋める補強がまだ必要だ」と指摘。そこで取り上げたのが、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が候補の一人に挙げたレイズのザック・リテル投手(29)。右腕はジャイアンツ、レッドソックスを経てレイズに移籍して今季が3年目で、15試合に先発して6勝7敗、防御率3・88の成績を収めている。

 レイズはア・リーグ東地区でヤンキースに次ぐ2位。簡単に手放すとは考えにくいが、リテルについて同記者は「タンパベイ(レイズ)は選手の契約状況に応じて売買する傾向があり、シーズン終了後にFAとなるリテルはトレードの材料となる可能性がある。十分な先発陣がいるタンパベイに大きな利益をもたらすかもしれない」と伝えている。

 同誌ではフリードマン編成本部長がトレードは次点の策と位置付けていることから「まだどうなるか分からない」としているが、7月末の期限まで目が離せない。