広島は21日の楽天戦(マツダ)に8―3で快勝。今季チーム最多の1試合4本塁打が飛び出し、先発・床田寛樹投手(30)が5回6安打1失点でセ・トップタイの7勝目(5敗)をマークした。

 登板前までリーグ4位の投球回89回1/3と、リーグ屈指の安定感を誇る左腕にとっては「情けないピッチングをしてしまった」と、決して満足はいく内容とはいかなかった。この日は直球も走り切らず、投球のなかで大きなウエートを締めるカットボール、ツーシームのキレもイマイチ。2回にはこれらを狙われ、4本の単打で失点するなど、本調子とはいえない内容だった。

 それでも味方打線から大量8点の援護に「ありがたいです」と、制球に苦しんで5回まで100球を要しながらも、先発の責任投球回を全うした。

 6回以降は、中継ぎ陣の救援を仰ぎ「僕がフラフラして流れを持ってこられなかった中で(味方打線が)しっかり点を取ってくれて、次、僕がしっかり流れを持ってこられるピッチングができたら」と今季7勝目を神妙に振り返っていた。