センダイガールズ(仙女)のワールド王者・橋本千紘(32)が女子プロレス界の若手の底上げに着手した。
橋本は3日に母校の東京・安部学院高レスリング部で「団体の垣根を越えた新人・若手選手たちの練習の機会」と称した合同練習を開催。仙女、スターダム、ディアナ、シードリング、エボリューションの若手選手20名が参加し、東京五輪女子50キロ級金メダルの須崎優衣(キッツ)や同53キロ級金メダルの志土地真優(ジェイテクト)、レスリング部員らとともに練習を行った。
腕立て伏せやブリッジなど1時間にわたるウオーミングアップを終えると、スパーリング練習を実施。橋本がスターダムの若手選手に指導する場面やレスリング選手とスパーリングする姿もあった。
3時間の練習を終え報道陣の取材に応じた橋本は「若手と戦う機会も増えて、戦った時にすごく差を感じる。その差を埋めるためにもプロレス界全体で若手の底上げをしていった方がいいなと感じた。今こうして体が満足に動くうちに、仙女所属だけじゃなくて、女子プロレス全体に自分が持ってる技術を託したいなっていう思いがあります」と開催の経緯を明かした。
今後も定期的に合同練習の開催を検討。「みんなこんなにレスリングを学びたい意識があるんだと感動しました。今後はプロレスラーだけのレスリングの大会とかを設けられたら、また一つ幅が広がるかなと思っています」と語った。
この日コーチとして参加していた橋本の師匠で元世界選手権女王の吉村祥子氏は、現役時代に全日本女子プロレスの選手と合同練習をしていたことを明かし「私が初めてレスリングで海外遠征に行った当時、ジャガー横田さんがコーチでアジャコングさんとか井上貴子さんとかと一緒に練習をしてました。その中でレスリングもプロレスも盛んになっていった。今日千紘を中心にプロとアマが同じ環境で一緒に汗を流せて、またこれから新しい時代が来るんじゃないかなとわくわくしました」と笑顔を見せた。













