中日は3日に行われたソフトバンク戦(ペイペイ)に0―4で敗れて借金「4」。今季12度目の零封負けを喫した。

 痛恨の走塁ミスが飛び出したのは4点を追う7回だった。一死一、二塁から村松が放った打球はライト・近藤の頭上をオーバー。二走・高橋周が本塁に生還してなおも一死二、三塁とチャンス拡大となるはずだった。

 だが近藤に捕球されると思ったのかハーフウエーではなくタッチアップの態勢に入っていた高橋周のスタートが遅れて三塁ストップ。二塁打と確信した打者走者の村松が一塁を回って二塁へ向かったものの二塁も三塁も走者が詰まっていただけに一、二塁間で挟まれるという事態になった。慌てて高橋周が三塁からホームに走ったが、三本間に挟まれてタッチアウト。続く上林の右翼線へのライナーも近藤に好捕され、この回3安打を放ちながら無得点。ドラゴンズの反撃ムードは一気にしぼんだ。

 試合後の井上監督は「今、ミーティングでも言ったけどプロ野球選手である以上、恥ずかしい。ワンアウトの場面で(二塁走者の)高橋周がタッチアップで入ろうとした。打った村松も感触的に確実にツーベースだと思っていた。そこの中でみんな何の確認が足りなかったのか。ワンアウトだったらハーフウエーなのか。打った村松も前が詰まっているかいないのか確認ができていたか。それぞれに原因がある」と厳しい表情。「俺らもガキのころから野球をやってるわけだから。あんなプレーやってたんじゃ、そりゃあ、あんた勝てませんわっていう話ですよ」と走塁ミスをこの日の敗因に挙げた。

 阪神、DeNA、広島とセ・リーグの上位チームが勝利(ロッテ―巨人戦は雨天中止)。何とか上位に食らいついていきたい中日だが、交流戦は初戦から厳しいスタートとなった。