【橘高淳 審眼(59)】巨人や米大リーグ・レッドソックスなどで活躍され、名球会会員でもある上原浩治さんのユーチューブ番組「上原浩治の雑談魂」に出演した際のエピソードを続けてお話ししたいと思います。収録していただいた模様は4番組に編集してもらっていて、すでに公開済みで誰でもご視聴していただけます。第1回の動画は、公開から2週間経過時点で50万再生を超えています。改めてチャンネル登録者数100万人の影響力のすごさを実感します。
共演させていただいた元パ・リーグ審判員の山崎夏生さんと、現役当時のエピソードを話しているといろいろな場面や人物を思い出します。進行役で元PL学園エース、元日本テレビアナウンサーの上重聡さんがうまく引き出してくれるので、乗せられてお話が弾みます。途中からは広島お好み焼きレストランの「アイアンダイナー」さんから料理とお酒も用意していただき、トークもヒートアップしていきました。
私自身、このコラムで何人かの選手の名前を出し、いかにすごかったのかを語らせてもらっています。ここで出していなかった名前として中日の小松辰雄さん、郭源治さんの名前を出させてもらいました。あの頃からセ・リーグにも球の速い投手が出てきたなと。
山崎さんはパ・リーグで審判員のキャリアをスタートされていますから、元近鉄、ドジャースなどに在籍しMLBで2度のノーヒットノーランも達成した野茂英雄投手、元ロッテ、ヤンキース、阪神などで活躍した伊良部秀輝投手の名を真っ先に出されていました。両投手ともに海を渡ってメジャーリーグでも活躍した豪腕です。山崎さんは「球の力が桁違いだった」と表現されています。
制球力に関してはロッテのエースとして活躍し、現在は早大の監督をされている小宮山悟投手の名前を出されていました。右腕の小宮山投手から左打者の懐に投げ込むボールが絶妙だったそうで、ストライクと判定してしまうと甘く、ボールとすればつらいという、なんとも言えないコントロールの持ち主だったそうです。
名捕手という話題になった際には元ヤクルトの古田敦也捕手、元横浜、中日の谷繁元信捕手、元西武の伊東勤捕手の名前が出てきました。フレーミングの技術や審判員とのコミュニケーションの取り方、いろいろな面において長きにわたってレギュラーを張り続ける捕手というのはうまかったというのが結論になりました。
スライダーのキレでは元西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔投手、元日本ハム、現パドレスのダルビッシュ有投手の名前が挙がり、いずれの出演者も納得顔でした。
山崎さんは野茂投手、松坂投手の球数が多い試合があったことも思い出されていました。審判員の割り当て表では先の5カードほどを渡されているのですが、球審を担当している試合で野茂投手に当たると「試合が長くなるなあ」と内心で思っていたそうです。15奪三振、15四球、投球数200球で完投なんて試合が当時はありましたからね。今となっては懐かしいです。スペースが足りませんね。次回もユーチューブで思い出した話題についてお話しさせていただきます。












