女子プロレス「スターダム」のなつぽい&安納サオリが、自身のデビュー10周年興行で躍動した。

 2015年5月31日のアクトレスガールズ旗揚げ戦でデビューした2人は、デビュー日に大田区総合体育館で10周年記念興行「なつ&さおりー 来たよ。来たね。10周年。~うちらの足跡~」を開催。10年間がつまった大会のメインイベントで2人がタッグを組み、同期のセンダイガールズ・橋本千紘&岩田美香と対戦した。

橋本千紘(上)をジャーマンで投げる安納サオリ
橋本千紘(上)をジャーマンで投げる安納サオリ

 橋本のパワー、岩田の強烈な蹴りに苦戦を強いられた2人だったが、何度も立ち上がり諦めない姿を見せた。15分過ぎても両軍の勢いは止まらず、4人がリング上で倒れこんでしまう場面も。それでも岩田に再び強烈な蹴りをくらったなつぽいが、フェアリーマジックで切り返して3カウントを奪取。19分52秒の激闘を制した。

 試合後、マイクを持ったなつぽいは「今日この4人で戦って思った。この2015年組誰一人にも私は負けたくない。うちら全員10周年、確実に今の女子プロレスを引っ張っていくのはこの4人でしょ」と言い切ると「岩田、お前とはこれからも戦っていくぞ。橋本、お前とはこれから戦っていく」と宣戦布告し、4人でにらみ合った。

 仙女の2人を見送ると、アクトレスの坂口敬二代表、なつぽいの古巣・東京女子プロレスの甲田哲也代表、スターダムの岡田太郎社長、大会の応援サポーターを務める有田哲平、福田充徳から花束を贈呈された。その場でマイクを持った有田からお祝いの言葉とともに、なんと2人のシングルマッチを熱望され、渋々了承。急遽、5分間のシングルマッチが実現した。

安納サオリ(左)となつぽいに「対戦が見たい」と提案する有田哲平(右)
安納サオリ(左)となつぽいに「対戦が見たい」と提案する有田哲平(右)

 再びゴングが鳴るといきなり安納がジャーマンを仕掛け、ミサイルキックをお見舞い。なつぽいも場外に安納を投げ飛ばし、プランチャで反撃した。リングに戻ると、激しいエルボー合戦でぶつかり合った。最後はジャーマンで投げ飛ばし合い、安納がポテリングを決めようとしたところで、試合終了のゴングが鳴った。

 試合後、マイクを持ったなつぽいは「有田さんなんてことしてくれてるんですか? でも、サオリは最強のライバルだよ」とつぶやくと安納も「うちら本当にアホよな。どんだけお互いに負けたくないねん。本当に最高の相方」と笑い合った。

 そして安納が「次はさ…」と呼びかけると、2人は声をそろえて「東京ドームのメインイベントで会おう」と約束。安納がなつぽいを背負い退場した。

 さらにこの日、一日限定復帰を果たした声優の相羽あいなが、自身の楽曲を2曲披露。最後にはなつぽい&安納がこの日のために制作されたテーマソング「てんきゅー」を熱唱し、大会を締めた。