女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟なつぽい(29)が、盟友・中野たむの引退を乗り越え、自身と安納サオリのデビュー10周年記念興行(31日、大田区総合体育館)を成功へと導く。
大一番を控えたなつぽいは「去年から会社に相談を始めてここまでたくさん準備してきましたけど、直前でもドタバタして。でも何とか間に合いそうです!」と目を輝かせた。メインイベントでは安納と組み、同期のセンダイガールズ(仙女)橋本千紘&岩田美香と激突。「同期の絆みたいなのもあって、常に意識する相手でした。お互いが団体を背負っている存在なので、対抗戦の気持ちで見てほしいですね。仙女のツートップの壁をぶち壊したい」と意気込んだ。
同大会は2015年5月31日にアクトレスガールズでデビューしたなつぽいが安納とプロデュースした興行。気合が入るのはもちろんだが、直前には共にゴッデス王座の戴冠を果たした盟友・中野が引退してしまったことで、大会を成功させたい気持ちは高まった。
実は引退前に中野とのシングルも浮上していたが、なつぽいは断ったという。「戦って背中を押すっていうのはあったかもしれないけど、たむちゃんはいつも逆境の中で戦ってきたから私的には違うなって。だから、たむちゃんと戦うのは赤いベルト(ワールド王座)とかIWGP女子をかけてとか、もっと上の世界でと思ったからお断りして。『絶対にこの試練を乗り越えてシングルマッチしようね』って約束はしてました」と振り返った。
その一騎打ちがかなわなくなってしまったが、中野の意志はなつぽいが受け継ぐ。「スターダムを引っ張っていく責任は今まで以上に大きくなってます。たむちゃんが成し遂げたかったことはたくさんあったと思うので、私は私のやり方でもっと上を目指そうと思ってます。そのためには5・31で大成功を収めて見せつけたい」
盟友の思いを背負った妖精が、女子プロレス界をけん引する。













