ソフトバンクは5月31日の楽天戦が雨天中止となり、楽天モバイルパークにある室内練習場で全体練習を行った。4時間17分に及んだ前日のカード初戦を制し、再び貯金を「1」としたホークス。今月3日から始まる交流戦に弾みをつけるべく、1日の同戦での連勝を狙う。
この日の中止で、勝率5割以上で得意の交流戦に臨むことが決まった。5月1日時点で借金が最大「7」まで膨らんだが、同18日までに一気に完済。それ以降は勝率5割前後で停滞しているとはいえ、月間15勝8敗の戦績は見事な「5月反攻」だった。月が変わって6月最初のゲームは、交流戦前に行われる同一リーグとの最後の戦い。交流戦はこれまで12球団最多8度の制覇を誇る。楽天戦に勝って貯金生活を持続した状態で、反攻の勢いをさらに加速させたいところだ。
1日の先発マウンドを託されるのは、中継ぎから先発に配置転換となって2試合目となる松本晴投手(24)。先月21日の日本ハム戦(エスコン)では「先発調整なし」で臨み、球数制限がある中で5回を58球にまとめて、3安打無四球1失点の好投だった。この日はキャッチボールやランニングなどで調整。先発に強いこだわりを持つ左腕は「今回は、より長く(イニングを投げる)っていう気持ち。しっかりゾーン内で攻めてテンポよく、そこを変えずにやっていきたい」と状態の良さと充実感を漂わせた。
頼もしい男も帰ってくる。絶対的な内野の要である今宮健太内野手(33)だ。4月末に右肘付近に死球を受け「右前腕屈筋群の筋挫傷」で出場選手登録を抹消。前日から一軍に合流し、雨天中止でずれ込む形となったが、1日のゲームから正遊撃手が満を持して戦列に戻る。
また、前日の楽天戦で右ふくらはぎ付近に自打球が直撃して状態が懸念された近藤健介外野手(31)は軽めの調整も「大丈夫です」と問題なしを強調。同戦では痛みに耐えて貫禄の2安打。代えの利かない男からは使命感がのぞいた。
貯金を守って、交流戦へ。弾みをつけるために、大事な一戦となる。












