中日は28日のヤクルト戦(神宮)に4―1で勝利し、連敗を「2」で止めた。
前日27日の同戦では、川越の右翼ポール際への大飛球が本塁打ではなくファウルの判定となって敗れただけに、井上一樹監督(53)は「昨日はいろいろなことがあった。どうしても勝ちたいという気持ちをいつも持っているが、さらにというところがあった」と語った。
負ければ4カード連続負け越しで借金は今季最多の「7」に膨れ上がるところだった。だからこそ大きな1勝となったが、この日は福永が左手関節の骨折で戦線離脱するなど正念場はまだまだ続く。カード負け越しを止められず、このままズルズルいけば危険水域ともいえる「借金10」も迫ってくる。
開幕から中日戦のテレビ視聴率は好調に推移しているが「ここ数年、借金10のラインを超えると視聴率も落ちてくる。今年もダメかという感じになってしまうようです」(在名テレビ局関係者)。我慢強い中日ファンの中にも〝あきらめムード〟が出てきてしまうという。また、過去10年間で中日がAクラス入りしたのは2020年の1度だけだが、この年は借金最大9で踏みとどまっていた。それだけにOBの間でも「借金が2桁になると(勝率を)5割に戻すのが難しくなる」と警戒ラインとして意識されている。
昨季、中日が借金10のラインを超えてしまったのは7月27日だった。福永の離脱について井上監督は「残念ですけど、野手みんなで戦うようにしていかなければいけない」とポジティブに語ったが…。そろそろ負け越しモードから上昇ムードに転じないと、厳しい状況に追い込まれそうだ。












