女子プロレス「マリーゴールド」の自称〝女子プロ界の人間国宝〟こと高橋奈七永(46)が、24日の代々木大会で約28年10か月のプロレス人生にピリオドを打った。
1996年7月に全日本女子プロレスでデビューしてから、人生の全てを注いできたリングに別れを告げた。高橋は大会後、取材に応じ「マリーゴールドでの1年は私にとって、ご褒美の1年だった。最後には岩谷麻優も『奈七永さんの強いプロレスを、自分たちの世代が残していきます』なんて言ってくれて。そういう言葉が欲しかったんだなって。最高のプロレス人生でした」と語った。
母子家庭で育ち、幼少期の夢はケーキ屋か、花屋になることだったという。だが、中学3年で全日本女子プロレスと出会い運命が変わった。「入門して寮から逃げたこともあったし、いろんな団体を転々として、なんでもっと頑張れないんだろうとか後悔ばっかりしてたけど、私はいろんな場所にパッションの苗を植えつけるためだったんだ、という考えにたどり着いた」と振り返った。
今後については未定だが、マリーゴールドとは関わりつつ、人生を謳歌したいという。高橋は憧れのドッグカフェの経営など、多くの夢を語り出した。「人の成長を見るのは好きだから、リングではないけど、これからもマリーゴールドの選手のトレーニングを見たり、パッションを届けていきたいよね。あとは私も通っていた浜口道場みたいに、プロレスラーになるためのパッション道場とかつくるのも面白そうだよね。壁一面にパッション100か条とか書いたりして」と空想を膨らませる。
今の目標は「パッションを伝えながら2億歳まで生きること」とし「昔アニマル浜口さんは、200歳まで生きるって言っていて、この前対談したら1億歳まで生きるって言ってたから、私はそれを超えてパッションで国を変えたい! 政界進出? そういう選択肢もあるのか…。考えてみます!」と語った。
人間国宝の新たな人生の一歩に注目が集まる。












