元女子プロレスラー・大向美智子の長女・心希(しんの=16)が、黄金の花園で鮮烈なデビューを果たした。
昨年7月に女子プロレス「マリーゴールド」に入団し、今月24日の東京・国立代々木第二体育館大会でユナイテッドナショナル(UN)王者・桜井麻衣(34)を相手にデビュー戦を迎えた。
真っ白のコスチュームに身を包み猛ダッシュで入場。現UN王者の桜井にも臆せず立ち向かっていった心希は、序盤で母直伝の裏投げを炸裂し観客を驚かせた。その後桜井の猛攻に苦しみ何度もマットに叩きつけられたが、幼少期から習っていたという空手仕込みの強烈な蹴りをお見舞い。
さらに鼻血を流しながらもサソリ固めで締め上げ、飯伏幸太直伝のカミゴエまで披露した。だが、先輩の牙城は崩せず、最後はSTOからのSTFでギブアップ負けを喫した。
バックステージで桜井から「マリーゴールドの1周年記念大会で心希がデビューしてくれました! すごいね。私をデビュー戦の相手に選んでくれてうれしかった。これからたくさんの壁にぶち当たると思うけど、今日を思い出して夢をかなえてね」と声をかけられた心希は「一生に一度のデビュー戦を憧れの麻衣さんに受けていただいて、最高のデビュー戦ができたと思います。まだまだなところはいっぱいあるかもしれないけど、これから自分らしくもっと大きくなれるように頑張ります」と拳を握った。
昨年7月の入団発表後から親子二人三脚で練習を積んできた母の大向からは「想像していたよりできていたので、今日は100点! 自宅から往復4時間かかるリングでゼロから教えてきた。私ができることは今日まで全て教えてきたので、あとは自分で場数を踏んで考えて練習して、もっともっと上に行って、次は桜井麻衣にタイトルマッチやろうって言われるぐらいの選手になってほしいなと思います」とエールを送られた。
母の言葉に涙を流した心希は「最高にうれしい言葉です。自分らしさを忘れずに強くてかっこいいレスラーになりたいし、ママとか麻衣さんみたいなレスラーになりたいです」と宣言。最後に母から「もうリング上の心希は私の子じゃないので、もう二世って呼ばんでくれ。リング上では心希っていうプロレスラーとして呼んであげてほしい。家ではママだけどね」と笑いかけられると2人で手をつないでバックステージを後にした。
マリーゴールド期待の新星に注目が集まる。













