女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座戦(24日、東京・国立代々木第二体育館)は、王者・林下詩美(26)が挑戦者・MIRAI(25)を破り、3度目の防衛に成功した。

 昨夏のシングルリーグ戦「ドリームスターGP」で敗れて以来、約9か月ぶりの一騎打ち。パワーファイトを武器にする2人が激しくぶつかり合った。

 10分過ぎてもお互いが攻撃の手を止めず。MIRAIにミラマーレショックをくらうと、詩美も負けじと強烈なラリアートで吹き飛ばした。それでも立ち上がってくる挑戦者に苦戦を強いられたが、ラリアートの打ち合いを制すと一気に大技を畳みかける。最後はMIRAIのラリアートをよけた詩美が、トーチャーラックボムからのハイジャックボムでトドメ。完璧な3カウントを奪った。

コーナーから飛んだMIRAI(上)を、下から迎撃する詩美
コーナーから飛んだMIRAI(上)を、下から迎撃する詩美

 試合後、MIRAIの手を握った詩美は「会見で『このタイトルマッチで負けた方は残酷な2年目になるかもしれない』って言ってたよね? でも私たちにはこんなに応援してくれる人がいる。私には最高で最強の明るいマリーゴールドの2年目しか見えねえよ! 私たちでつくっていこうよ。2年目もその先も」と呼びかけた。

 するとMIRAIから「お前はどこまでかっこいいんだよ。こんなあったかいお客さんに囲まれて、こんなにかっこいい林下詩美と戦えて、本当によかったです。けど、やっぱりすごい悔しいから、絶対また詩美の前に立つ」と宣言された。

 MIRAIを見送った詩美は「次、このベルトをかけてやりたい相手がいる。その相手の名前は彩羽匠。出て来いよ!」と会場を見渡すと、この日の山岡聖怜との団体対抗戦を制したマーベラス・彩羽匠がリングに現れた。

 対戦要求した詩美だったが、彩羽から「ずーっと待ってた。待ちすぎた。でも、ウチを待たせたんだから、ちょっと待ってほしい。ウチ一つやりたいことがあるんだよ。だけどやるからさ、その時が来たら自分からまたお願いします」と保留にされた。

 残念そうな表情を浮かべた詩美だったが「待ちましょう! 絶対に私のお願い聞いてくださいね」と約束し「林下詩美エースとしてマリーゴールド2年目も突っ走っていくので、よろしくお願いします」と絶叫した。