ドジャースの大谷翔平投手(30)はメッツ3連戦の舞台となる敵地ニューヨークに快適に移動したようだ。ロサンゼルス・タイムズ紙は23日(日本時間24日)に「チーム移動を再構築」と題して、ドジャースが今季から、遠征時のチャーター機を2機体制にしている取り組みの背景や狙いを報じた。1機は選手専用機で選手と一部クラブハウススタッフが搭乗。もう1機は監督、コーチ陣、球団職員、中継スタッフらが乗り込む。
きっかけは昨年のポストシーズン。メッツとのリーグ優勝決定シリーズで敵地ニューヨークに選手だけでの移動を試みたところ、チームの結束力を高め、結果的にワールドシリーズ制覇にもつながったと評価され、今季から本格導入されたのだ。
球団幹部たちがこの試みに選手の団結力を生み出す手応えを感じており、オフシーズンには「162試合を戦ううえで、何が選手たちを支えられるか」と真剣に向き合い、移動環境の見直しを「投資」として位置づけたという。
「人数が絞られ、スペースも広がったことで、選手がより休息と回復に集中できるようになった」と語るのは、シニア・トラベル・ディレクターのスコット・アカサキ氏。快適さだけでなく、移動時のトラブル時には保険として機能する利点もあるという。
昨季までは休養日に全員で移動していたが、今季は試合終了後すぐに選手機が出発。これにより、翌日のオフを遠征先でゆっくり過ごせるようになった。
マンシーは「飛行機に乗る休養日じゃ疲れは抜けない。でも今は、ちゃんと眠ってリカバリーできる」と語り、フリーマンも「これなら本当に丸一日オフになる」と、好意的に受け止めているという。もっとも、長女が生まれたばかりの大谷は複雑かもしれない。
ロバーツ監督は「選手が主導したことで、我々は後押ししただけ」というが、すでに他球団からも関心が寄せられているという。ドジャース発の移動改革が、今後メジャーに新たな風を吹き込むかもしれない。












