森保ジャパンの背番号10がビッグクラブ入りなるか。ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律(26)は今季リーグ戦10ゴールを挙げ、自身初の2桁に到達した。こうした活躍もあり、欧州の複数クラブが今夏の獲得に関心を示している。来年には北中米W杯が控えており、来季の所属クラブ選びはより重要となる。元日本代表MF前園真聖氏(51=本紙評論家)は、ステップアップへ〝ゴーサイン〟を出した。
欧州5大リーグでの2桁得点は、日本人7人目。所属3シーズン目のチームでは年々存在感を増していき、リーグ戦5位の原動力となった。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権には一歩届かなかったものの、欧州リーグ(EL)へと導いた。
活躍に伴い、今夏のステップアップへ機運も高まっている。すでに現地メディアでは、ドイツ1部の強豪ドルトムントやEフランクフルトからの関心が報じられている。両クラブとも、来季のCLに出場することも魅力だが、本人はドイツメディア「Badische Zeitung」に「今後のことについては考えているが、現時点では何も決めていない」と語るにとどめている。2027年夏まで契約を残すフライブルクへの愛着も口にした。
残留すれば来季も主力として出場機会を得られる一方で、新天地、しかもより上位クラブへの移籍なら競争は激しくなり、出場時間が減る可能性もある。来年のW杯を踏まえると、来季はコンスタントに出場してコンディションをしっかり維持し、好調モードで大舞台に臨みたいところだ。
そのためには、どのような進路を選ぶのがベターなのか。前園氏は「W杯を見据えながら、出場機会のところはしっかり考えていると思います。チームが変わってもやれる自信を持っているはずですので問題にならないでしょう。適応能力もありますから。当然、どこのリーグを選ぶことも考えながら動いていると思いますし、移籍することでの心配はありません」と〝前進〟を勧める。
現状でクローズアップされているのは、ドイツ国内クラブへのステップアップだが、堂安はかねてイングランド・プレミアリーグでのプレーを目標に掲げている。「プレミアに行きたいというのはずっと言っている」と以前から公言するほどだ。
球際の激しさはドイツ以上とされる世界最高峰リーグを選んだ場合は成功できるのか。前園氏は問題なしとの見解だ。「彼のプレーはずっと見ていますが、プレミアに行っても当然できるだろうし、それくらい成長しています。もちろん、ドイツであれば、慣れはありますから、もっとスムーズにやっていけるとは思います。あとは本人が決めるところになります」。
本格的な夏の到来が近づくとともに、移籍を巡る動きは活発化。日本代表の背番号10は、W杯シーズンをどこで迎えるのだろうか。












