ノアのGHCヘビー級王者・OZAWA(28)が、18日の後楽園ホール大会で清宮海斗(28)の挑戦を退けて5度目の防衛に成功した。

 元日の日本武道館大会で清宮から王座を奪って以来、ブームを巻き起こしているダークヒーローOZAWA。再戦が決まってからは、清宮に「俺に負けたら退団」と勝手に宣言するなど挑発を繰り返してきた。

 怒りに燃える清宮の馬乗りパンチ連打など激しい攻撃を受けたが、生中継のゲストで女優の村山優香に見せつけるように清宮の頬をなめるなどの挑発を駆使して反撃。さらに、清宮の閃光魔術をレフェリーに誤爆させて無法状態を作り出したが、笑いながら攻撃を耐える清宮に逆襲を許し、閃光魔術の連打を浴びてピンチに陥る。それでも、トップロープに立った清宮をゆすり落とすと不知火・改Xなどの大技連発で追い込み、最後はReal Rebelで圧殺した。

 返り討ちに成功したOZAWAは「清宮、やっぱり、まだまだ早いよ。でも、動きとか見てるといいスジしてるから、俺が教えたらもっとよくなるよ」と、過去に〝かわいがり〟を受けた同年齢の先輩をこき下ろして得意顔。「清宮海斗は本日からパシリとしてTEAM2000Xの新メンバーになります」と、またも勝手に宣言した。

 そこに自身の盟友にもかかわらず、この日に杉浦貴との共闘を宣言した遠藤哲哉が現れ「俺はお前と戦うために、GHCヘビーのベルトを取るためにノアのリングに来たんだよ」と挑戦を要求。OZAWAは「遠藤哲哉を更生させてやる」と受け入れると、杉浦も呼び出し、V6戦は3人が争って最後に残った1人が勝者となるサバイバル3WAYマッチで行うことを決定した。

 OZAWAフィーバーでこの日も会場は札止め。自身は観衆に感謝しながらも「もし、私がチャンピオンでなくなった時、また、お客さまが来なくなってしまうのではないかと。清宮政権のような泥船に戻ってしまうのが怖くてたまりません」と不安を口にした。

 続けて「私がチャンピオンでい続けることが、このノアを守ることに他ならないのです」と主張。「俺を全力で押しなさい。会社、いやサイバーファイトを挙げて、俺を全力で押し出せ。俺がプロレスリング・ノアの光だ」と高らかに宣言した。

 バックステージでもアピールは全開。「会社が、サイバーファイトが俺を推すということがどういうことか分かってるか。例えば俺が場外に出て帰ってこない。レフェリー、カウントを止めろ! 俺が負けたらどうするんだ。俺が勝てるように仕組め」と要求した。

 長期政権を築いて方舟をさらなる高みへ導けるか。