卓球の世界選手権個人戦初日(17日、カタール・ドーハ)を終え、早くも絶対王者の中国が慌てている。
男子シングルスの1回戦では、パリ五輪代表で世界ランキング29位の篠塚大登(愛工大)が同37位の薛飛(中国)に4―2で勝利。第1、2ゲームを奪われるも、第3ゲーム以降は粘り強い戦いで白星を引き寄せた。
この試合を中国メディアは相次いで報道。「捜狐」は「この敗退は偶然ではなかった。要所でのハンドリングや戦術的対応において致命的な欠点を露呈している。この敗退の背後には、中国の卓球選手育成制度における根深い矛盾がある。薛飛はトライアルを突破したものの、国際大会での経験が不足しており、技術の向上は停滞しているし、若い選手たちはプレッシャーに耐える能力が欠けていることを示している」と危機感を口にした。
さらに日本の張本智和(トヨタ自動車)やフランスのルブラン兄弟など、ライバル勢が力を伸ばしている点にも着目し「薛飛の敗北は警鐘である。中国の栄光は決して温室から生まれたものではなく、危機の中で鍛えられ、生まれ変わったものなのだ」と糾弾。今大会は中国にとって負の分岐点となる可能性もありそうだ。












