広島をバットで引っ張るのが小園海斗内野手(24)だ。15日の巨人戦(マツダ)では逆転満塁弾を放つなど勝負強さに磨きがかかっている。鯉のキーマンはアイドルグループ「SKE48」のカープ女子・藤本冬香(27)の直撃に対し、昨季の歴史的大失速から今季の逆襲にかける決意、さらには来年開催されるWBCへの熱い思いを明かしていた。

 藤本 今季の目標を教えていただけますか。

 小園 個人としては左打者の中で1番と言ってもらえるように頑張りたいと思います。チームとしては優勝したいです。去年のようなことがないように考えながら、周りを見て野球をしたいなと思います。

 藤本 バットでチームを引っ張っています。

 小園 去年、歴史的な大敗(8月終了時点で貯金13の首位→9月に5勝20敗で4位転落)を経験しました。あの時に何もできなかったのは自分の力不足だと思うし、一人ひとりがそういうことを考えてやってきたと思います。何が起こるか分からない。そういうことを感じながら、今年はできてるんじゃないかなと思いますね。

 藤本 昨年9月に失速したのは残念でした。

 小園 いずれ勝てるだろう、誰かがどうにかしてくれるだろう。そんな雰囲気もありましたし、どこかで誰かが雰囲気を変えたりすることがなかった。やっぱりそういうことって大事じゃないですか。反省はしてたと思うんですけど、その先が何もなかったので、ズルズルいったのかな。というか、何をしてもうまくいかなかったので難しかったですね。

 藤本 今年はそうならないように実践していることはありますか。

 小園 ベンチで声を出すようにしてます。自分の結果に左右されずにベンチを盛り上げる。(個人の)成績も大事ですけど勝たないと意味がないので、そういうのはちょっと意識をしてますね。

 藤本 小園選手だけじゃなくて末包選手や、ファビアン選手、菊池選手もここぞというところで勝負強い打撃を見せてくれてます。チーム全体で勝負強くなった理由は何かありますか。

 小園 多分どこのチームよりも(バットを)振っているっていう自信もありますし、(練習を)やってきたというのはある。負けてないなと思いますし、負けたくないなとも思っているのでそういうところもあるんじゃないかなと思います。

 藤本 選手の中で意識が変わったなって感じる瞬間はありますか。

 小園 (チーム全体で)四球が取れている。他にも何とかして塁に出よう、次につなごうというのはあるかなと思います。

 藤本 昨年11月には侍ジャパンのメンバーに選ばれてプレミア12に出場しました。

 小園 新幹線に乗っている時に(井端)監督から電話がかかってきたんです。「頼むわ」「どこでも(守れるように)練習しておいて」と言われたので「任せてください!」と言いました。急に電話がかかってきたのでビビりますよね。でも選ばれることはないと思っていたのでうれしかったです。

 藤本 プレミア12では打率3割8分7厘、2本塁打、8打点と大活躍でした。

 小園 緊張はあまりしなかったです。いろんな国にすごい選手がいましたし負けてられないなと思いながらやってましたね。

 藤本 来年はWBCが行われます。

 小園 出たいです! そのために今もやっていますし、アピールしたい。今年のシーズンは大事だと思います。日本のトップでやるためにやっているので、必ず行きたいと思いますね。

 藤本 カープファンとしてはカブスの鈴木誠也選手と一緒に侍ジャパンで活躍してほしいです。もう私の頭の中では(その光景が)見えています。鈴木選手と一緒にWBCに出たいという思いはありますか。

 小園 (その思いは)強いですね。一緒にプレーさせてもらいましたし、背番号51をいただいた大先輩ですから。オフも「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日)のリアル野球BANに一緒に参加させていただいたのですが、楽しかったですし、すごいな、負けていられないなと思いました。勝てないですけど(笑い)。(WBCで)一緒にできたらなと思います。