中日は1日の阪神戦(バンテリン)に3―2で競り勝って3連勝。勝率を5割に戻し、3位に浮上した。この2試合、阪神が得点した直後に中日打線も反撃しているだけに、井上一樹監督(53)も「ちょっと粘り(が出てきた)、〝納豆ドラゴンズ〟になってきた」と確かな手応えを感じている。

 そんな昇竜ムードに、さらに拍車を掛けそうなのがドラフト1位ルーキー・金丸夢斗投手(22)のデビューだ。すでに一軍に合流している金丸について井上監督は「この9連戦中に〝ご披露〟というのは断言しておきます」と宣言。5~7日に行われるDeNA戦(バンテリン)での先発が確実視されている。

 6日は涌井、7日は大野、三浦らの登板が有力なだけに、金丸デビューは5日が濃厚だ。昨年のドラフト会議で4球団が競合したゴールデンルーキーの一軍初登板とあって、名古屋での注目度はMAX。5日のチケットはほぼ完売になっているという。

 今季の中日ホームゲームの放映権は東海テレビとCBCが25試合、テレビ愛知が6試合持っているが、5日の試合を中継するのはテレビ愛知。在名テレビ局関係者からは「どこの局も金丸投手のデビュー戦を中継したいですが、テレビ愛知さんになりそうですね。テレビ愛知さんは中継数は少ないですが、根尾選手の満塁ホームラン(2021年5月4日のDeNA戦)を引き当てたりしているから持ってるんですよ」とうらやむ声が出ている。テレビ愛知サイドも「もし5日に先発となれば注目度も高いですし、視聴率も楽しみです」とニンマリだ。

「9連戦の大変な時に新しい選手が頑張ればチームの底上げにもなる。同い年の高橋宏斗にもいい刺激になるし、切磋琢磨してくれれば」(球団関係者)と金丸デビューへの期待は高まるばかり。ドラ1ルーキーが快投を見せれば名古屋はさらにヒートアップしそうだ。