右手首を痛めているカブスの鈴木誠也外野手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地フィリーズ戦に「3番・DH」で2試合ぶりに復帰し、2二塁打を放ち5打数2安打。チームは4―0で勝ち、3連勝とした。 

 復帰した鈴木は、3回先頭で先発右腕ウォーカーのスライダーを捉えて左翼線二塁打とし追加点につなげた。さらに3点リードの6回二死走者なしの第3打席では再び強い打球を左翼線にはじき返し、この日2本目の二塁打を放った。

 マルチ長打は2本塁打を放った2日のアスレチックス戦以来。初回は中飛、4回は三ゴロ、8回は空振り三振に倒れた。これで鈴木は打率2割8分3厘、6本塁打、20打点と好調を維持。「甘い球が来るのを待っていた」と満足そうだった。

 今月上旬に二盗した際のヘッドスライディングで痛め、22日のドジャース戦でも頭から滑り込んで再発。「意識できる範囲で、頭からいかないようにしていたけど、とっさに出てしまった。しゃあない。野球なんで」と全力を尽くしてのプレーに後悔はない様子だ。

 二塁打はともに思い切り引っ張った。「手首、吹っ飛べって思いで打った」と平然と答えた。カウンセル監督も「(鈴木)誠也の場合、バットひと振りが長打になるからね」と頼りにしていた。