ソフトバンクの上沢直之投手(31)が23日のオリックス戦(みずほペイペイ)に先発し、6回2失点の好投で2勝目を手にした。
上沢は持ち味の打者の芯を外す投球を披露。4回に太田、5回に紅林に一発を許したものの要所を締めて追加点を与えなかった。本人は「あまり納得いくような内容ではなかった」と大満足とはいかなかったが「ダメな球種があった時に他の球種に切り替えられるのが僕の強み。そこはしっかりできた」と持ち前の技術の高さを見せた。
これで本拠地2勝目。今季のチームはホームで2勝しか挙げられておらず、上沢の存在はますます欠かせないものとなっている。メジャー挑戦の夢は1年で破れたが、飽くなき向上心が右腕を支えている。キャンプ中から先輩や後輩に関係なく、若手が取り組んでいた練習メニューに参加するなど、多くの選手から刺激を求めた。
例えば、メディシンボールを投げる練習法で、杉山一樹投手(27)からコツを伝授してもらって取り入れたという。上沢は「遊び程度でいろんなことやってみると、意外とヒントが隠れている。尾形や松本晴はいろいろ(な練習法を)やっているし、杉山はウエートを毎日やっていたり、藤井はいろいろな体幹をしてたり。その人に合ったトレーニングを見るのは結構面白い」と同僚からさまざまなインスパイアを受けていた。
「ここにいる投手は全員能力が高いので、いろんな話を聞いた方が自分のためにもなる。いいなと思ったものは取り入れたい」。練習時から観察し、時には〝パクる〟姿勢で、今後も技術を高めていく構えだ。












