ドジャースの大谷翔平投手(30)は22日(日本時間23日)に敵地シカゴでのカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、2得点、1四球だった。打率2割6分4厘。チームは延長10回、両軍合計6本塁打が飛びかう打撃戦の末、10―11でサヨナラ負けした。

 初回先頭、相手先発の今永とはこれまで7度対戦して7打数無安打と完璧に抑えられていた。1ボールからの2球目、真ん中低めの91・5マイル(約147・3キロ)のフォーシームを逆方向へ。三遊間に飛んだゴロを三塁手がはじく失策で出塁すると、T・ヘルナンデスの左前打で二塁へ進み、二死後にエドマンの中越え3ランで先制のホームを踏んだ。

 4―5の2回二死無走者はカウント2―2からの5球目、外角高めの80・6マイル(約129・7キロ)のスイーパーに空振り三振。5回先頭もカウント1―2からの4球目、外角低めの82・2マイル(約132・3キロ)のスイーパーにバットは空を切った。2打席目以降は全9球が変化球。フォーシームを意識させられ、スイーパーを攻略できなかった。

 5―7の7回無死一塁は2番手の右腕ケラーと対戦。カウント3―1から5球目を見送るもストライクと判定され、驚きの表情を浮かべたが、四球を選んだ。続くベッツも四球を選んで無死満塁。3番T・ヘルナンデスの内野ゴロを三失となって6―7とすると、フリーマンが左翼線へ逆転の2点適時打。同点のホームを踏んだ。3番手の右腕ロバーツからエドマンが右犠飛、スミスの左越え適時二塁打で10―7とした。

 8回一死無走者は4番手の右腕ホロウェルが相手。カウント2―2からの5球目、真ん中低めの85・1マイル(約137キロ)のスイーパーに空振り三振に倒れた。

 妻の真美子さんの出産に備え、18日(同19日)に産休制度の「父親リスト」に入り、19日(同20日)に第1子となる女児が誕生。20日(同21日)の敵地レンジャーズ戦で戦列に戻った。試合前にはカブスのマスコットのクラークから出産祝いと思われるプレゼントを手渡され、記念写真に納まると敵地リグリー・フィールドのファンからも拍手が送られる場面もあった。

 復帰後の9打席で7打数無安打、2四球と快音は聞かれない。無意識に力んでいるのか。そろそろ自ら祝砲を打ち上げたいところだ。