WWEプロレスの祭典「レッスルマニア41」は、米ネバダ州ラスベガスのアレジアントスタジアムに2日間合計12万4693人の観衆を集め、大成功で終わった。一夜明けた21日(日本時間22日)のロウ(ラスベガス)は、驚がくの連続となった。

 祭典でコーディ・ローデスから統一WWE王座を奪ったジョン・シナ(47)は、オープニングに登場。2025年限りで引退するにもかかわらず悪の道に走り、史上最多となる17度目の最高峰王座を獲得した。この日も観衆を「てめえらは地獄行きだ」などと徹底的に罵倒し、「プロレスは終わる」と改めてプロレス破壊を宣言したが、直後に〝毒蛇〟ランディ・オートンが出現。必殺のRKOをくらわせ、新王者をノックアウトした。

 最高峰王座獲得14度の毒蛇は、ベルトを掲げて王座奪取をアピール。長年のライバル関係にあるシナに〝最後の戦い〟を挑んだ。自身のXにはシナにRKOで狙う画像とともに「ハロー、オールド・フレンド」と投稿。次回PLE「バックラッシュ」は5月10日(同11日)にミズーリ州セントルイスで開催される。毒蛇には地元でもあるだけに、ここでの挑戦を狙っているようだ。

 WWE女子タッグ王座戦は祭典でベルトを奪ったベッキー・リンチ&ライラ・ヴァルキュリアは、前王者のリブ・モーガン&ラケル・ロドリゲスと再戦したが、ライラがリブのオブビリオンでフォール負け。わずか1日で王座陥落となった。ベッキーは試合後、同郷アイルランドの後輩でもあるライラに決別のラリアート。女子インターコンチネンタル王者を、マンハンドルスラム3連発でKOしてしまった。

 続けて元US王者で、AEWに「ミロ」の名で所属したルセフが5年ぶりに復帰。戸澤陽のユニット「アルファ・アカデミー」を蹴散らして、存在をアピールした。

 さらなる衝撃は最後に待っていた。祭典初日(19日)のメインとなった豪華トリプルスレット戦で、ローマン・レインズとCMパンクを破ったセス・ロリンズが、対戦相手2人から寝返らせた代理人ポール・ヘイマンを引き連れて入場。怒りのパンクが襲いかかると、返り討ちに。続けて怒髪天のレインズがリングインしてロリンズに加え、長年の相棒だったヘイマンに制裁を加えた。

 最後にとどめのスピアーを放とうとしたところで、ブロン・ブレイカーが現れ、レインズをスピアーでKO。リック・スタイナー2世は、何とロリンズ&ヘイマンと合体し、新ユニット結成をアピールした。2026年の「レッスルマニア42」(4月11、12日、ルイジアナ州ニューオリンズ)へ向けて、新たな戦いがスタートだ。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。