台湾での注目度は「大谷超え」か。日本ハムの新助っ人・古林睿煬投手(グーリン・ルェヤン=24)が一軍公式戦初登板(23日、楽天戦=エスコン)を目前に控え、空前のフィーバーを巻き起こしている。
昨季の台湾プロ野球でMVPに輝いた最速157キロを誇る豪腕右腕について、12日に新庄剛志監督(53)が「23日のエスコンの試合で先発で投げてもらいます」。登板日から10日以上も前の日本デビュー戦予告を受け、古林自身も並々ならぬ闘志を燃やしている。
そんな本人の強気な姿勢もあるからだろう。古林の登板日が近づくにつれ、日本ハムの本拠地には台湾から観光客やファンが続々と集結。22日の楽天戦(エスコン)にはテレビ、新聞、ネットメディア等を含め計10社20人以上もの現地メディアも来場したため、試合前から「古林フィーバー」で大盛り上がりだった。
来日した一部の台湾人ファンは現地テレビクルーの取材に対し「加油、古林(頑張れ、グーリン)!」と大声で連呼するなど、英雄右腕の日本デビュー戦を待ち切れない様子。この古林の人気ぶりと注目度は実際に現地で、どの程度なのか。
台湾メディアの一人は「古林の登板日に限って言えば、台湾ではドジャース・大谷級の注目度があるかも」と指摘。今後はドジャース・大谷翔平投手(30)の人気に匹敵する可能性があるという。その理由について、こうも説明した。
「かつて日本ハムでプレーした陽岱鋼や王柏融、さらにはメジャーでプレーした元ヤンキースの王建民氏なども確かに人気はあった。でも、そうした選手を超える実力を古林が秘めているからこそ、台湾のファンは応援したくなるのだろう。何より彼は将来的に世界を視野に入れている。実際に古林が日本ハムに入団して以来、彼の一挙手一投足は現地で詳細に報じられているし、その注目度も日に日に高まっている」
一方の古林は「(台湾からファンやメディアが)来ていただいたことを無駄にしないように、しっかりいい結果を残せるように頑張ります」と力強く述べている。
パ2位のチームは、この日の楽天戦で2―4と逆転負け。首位オリックスと1・5ゲーム差に広がった。古林の好投で台湾旋風を吹かせ、再び流れを好転させたいところだ。













