ドジャース・大谷翔平投手(30)のMVP争いの行方が早くも取りざたされている。
昨季の大谷は右ヒジのリハビリに取り組みながら打者に専念し、MLB史上初となる「50―50(54本塁打、59盗塁)」の金字塔を打ち立てた。エンゼルス時代(ア・リーグ)の2023年から3年連続のMVP受賞が実現するかは、シーズン後の〝お楽しみ〟の一つだ。
まだシーズン序盤ではあるが、米メディア「FANSIDED」は21日(日本時間22日)、ナ・リーグの現状を踏まえ「ドジャース最大の敵が大谷翔平のMVPレースでも追い抜いている」と伝えた。
その宿敵とは、パドレスのフェルナンド・タティス外野手(26)のこと。昨年10月の地区シリーズ第2戦で、右翼の守備中にスタンドのドジャースファンを挑発するようなアクションを見せたこともあり、すっかり嫌われ者に。当時の言動から「ドジャースファンの目にはタティスの悪役のイメージをさらに強めた」と位置づけられている。
タティスは8本塁打でリーグトップに立ち、打率3割4分9厘は同2位、17打点も同10位タイの成績だ。大谷は6本塁打(同7位タイ)で打率2割7分7厘(31位)。下位打線がつながらず、得点圏の打席はほとんど回ってこないため、8打点(77位)にとどまっている。一方のタティスは出塁率やOPSも軒並み上位にランクインしており、大谷の成績には「称賛に値するものではあるが、MVP候補たちを凌駕するほどのものではない」とした。
だが、同メディアは「心配する必要はない」とズバリ。「シーズンはまだ始まったばかりであり、大谷がマウンドに戻れば、このレースは形を変えるだろう」と結論づけた。
投手としての大谷はブルペンでの投球練習を継続しているが、ロバーツ監督は復帰時期については言葉を濁している。そもそも大谷は「6月男」と呼ばれるなど、調子を上げていくのはこれからのはずだ。誰にもマネできない投打二刀流の復活がいつになるのか。MVPの行方もさることながら日々のプレーからも目が離せない。













