MLB界で魚雷バットが大旋風を巻き起こしている。

 複数選手が使用したヤンキースがブルワーズとの開幕3連戦で計15本塁打と打ちまくったため、一躍脚光を浴びた「トルピート(魚雷)バット」。レッズの超新星、エリー・デラクルーズ内野手(23)もレンジャーズとの開幕戦で初めて使い、5打数4安打2本塁打7打点と大当たりし、その効果が広まり、導入を検討している選手も多い。

 そんな中、米メディア「ファンサイデッド」は2日(日本時間3日)、〝魚雷〟を搭載したデラクルーズがドジャース・大谷翔平投手(30)の最大のライバルになると報じた。「大谷からMVPを奪うためには守備と走塁で優れた選手であることが必要だ。デラクルーズはこの二つの条件を満たしている。長打数とOPSの数字をリーグのトップ付近に記録する必要があり、本塁打数は30本から40本近くになる。魚雷バットを使えばデラクルーズはまさにそれを実現する可能性を秘めている」と解説した。

 デラクルーズは昨季、「25本塁打―67盗塁」をマークし、大谷を抑えてナ・リーグの盗塁王を獲得。〝魚雷効果〟でアーチを量産すれば、MVPの声も高まってくるだろう。

 同メディアは「大谷がナ・リーグの首位で生き残りたいのであれば、適用を余儀なくされるかもしれない。デラクルーズがあのようなプレーをしている中、大谷がリーグ首位を維持するための鍵は魚雷バットを使うことかもしれない」とも指摘。3年連続4度目のMVPがかかる大谷の前に〝魚雷〟という強敵が出現した。