エンゼルスの菊池雄星投手(33)は20日(日本時間21日)に本拠地アナハイムでのジャイアンツ戦に先発し、5回1/3を投げ、5安打1失点(自責点0)、6三振4四球と粘りの投球を見せたが勝ち負けはつかず、今季初勝利はまたもやお預けとなった。打者25人に102球。最速は96マイル(約154・5キロ)をマーク。防御率3・38。チームは9回に4点を奪って5―4でサヨナラ勝ちした。
初回、先頭ラモスに中前打を許すが、後続を抑えて無失点。2回は三者凡退だった。
3回は一死から安打、四球で一死一、二塁のピンチを迎えるが、アダメズをスライダーで左飛、李政厚を95・6マイルのストレートで一ゴロに打ち取り得点は許さなかった。
4回も四球と安打で二死一、三塁のピンチを招くが、8番ビラーの低いライナー性のピッチャー返しを背中越しにグラブでダイレクト捕球。念を押して一塁に送球した。笑顔を見せながらゆっくりと三塁側ベンチへ戻ると、テレビの実況アナは大歓声が鳴りやまない中、興奮気味に「何というプレーだ」「信じられません」と菊池の美技をたたえた。
5回一死、二塁打と送球エラーで一死三塁のピンチで、4番アダメズに左前に痛烈なゴロで適時打を運ばれ、先制点を許した。その裏、先頭ネトが中堅左へ1号ソロを放ち、1―1の同点となった。
6回も続投し、先頭打者から空振り三振を奪うも、次打者に四球を与えたところで降板。5試合目も白星は付かなかった。
チームは1―4の9回に2安打と四球で一死満塁とするとネトが押し出し四球。さらにアデルが左翼線に走者一掃の二塁打を放ち、5―4で逆転サヨナラ勝ちした。












