5―2で快勝した18日の阪神戦(甲子園)で広島の先発・森下暢仁投手(27)が、今季初完投で3勝目(1敗)を挙げた。
登板までの今季の過去3度の先発では、いずれも敵に先制を許し、この日も初回に二死から満塁のピンチを招くと前川に先制適時打を浴び、先に2失点。「毎回、同じことをやっている」と登板後も、自分への不甲斐なさを隠さなかった右腕だが、直後の2回に味方打線から打者一巡の集中打で一気に5点の援護をもらうと、きっちりとネジを巻き直した。
中盤3回以降は「ひとりひとり、やっていくしかないと。逆転して、野手の方々に守ってもらい、助けてもらいました」と虎打線に連打を許さず。3回一死で大山を一ゴロ併殺に仕留めたのを機に一気に流れを引き寄せ、9回一死までひとりの走者も許さず17人連続でアウトにした。
30球を費やした初回がウソのように、9回まで4安打2失点で、124球を投げ抜いた。
この日の1勝で、オフにともに自主トレを行う広島出身の先輩メジャーリーガー・前田健太の通算122試合を抜く、自身116試合目で節目の通算50勝に到達。「そんなに実感はないですけど、ここからまた積み重ねていけたら」とさらなる白星量産を見据えていた。












