九里亜蓮投手(33)の力投が劇的サヨナラを呼び込んだ。首位攻防となった18日の日本ハム戦(京セラドーム)は1―1で迎えた9回、一死一、二塁から若月の中越え適時二塁打で幕切れ。九里は9回を6安打、1失点に抑える力投で3勝目を完投で飾った。
107球を投げ終えた右腕は「初回に点を取られたのでしっかり粘り強く投げていこうと思った結果、9回まで投げれた」と白い歯をのぞかせた。初回の失点以降は粘りの投球で追加点を与えず、7回には〝スプリットチェンジ〟で3者連続三振に仕留めて雄叫びを上げた。移籍後は負けなしの3連勝で防御率1・16。宮城とともに左右の柱となり、岸田監督も「気迫が伝わってくるピッチングでした。リズムが攻撃の方につながった」とねぎらった。
2位の日本ハムに3ゲーム差をつけて首位快走。ロースコアの厳しい試合が続く中、この日は6回の第3打席で同点本塁打を打った太田に第4打席のチャンスに送りバントをさせるなど、勝ちへの執念を見せた。「執念で勝つ、ということをみんな分かっているとは思う。細かいミスとかはあるけど、どうにか進塁を防いで、何とかして1点をもぎ取るという意識を持って毎試合、臨めている」と手ごたえを口にした。











