MLBで話題を席巻する「トルピード(魚雷)バット」が、日本プロ野球界でも11日から使用を認められた。

 米物理学者が考案したもので芯の部分が通常のバットよりも太く、先端に向かって細くなる形状となっている。ヤンキースで「1試合9本塁打」が飛び出すなど画期的な発明として、海を渡ってNPBにも上陸。まだ公式戦では使用されていないが、各球団の練習には登場するようになってきた。

 そんな〝未知の新兵器〟について阪神からはこんな反応が上がっている。虎の扇の要を長年務め、打者と駆け引きを繰り広げる梅野隆太郎捕手(33)は「結局はバッターのタイプ、(得意な)コースによるから、あんまり変わらないとは思うけどね。結局、芯で捉えられたら飛ぶし、面白いとは思うけどね」と打ち明けた。

 もちろん、今後はライバル球団の打者が公式戦に持ち込んでくることも考えられる。それでも「周りの変化よりかは、バッテリー同士でお互いコミュニケーションを取って。どのような意図で投げ込んでいくかっていうのを大事にしたいかな」と冷静に受け止めている。

 また、桐敷拓馬投手(25)は「データなりが出ていないので分からない部分もあるので、もう少しデータが出てくればと思います」と慎重姿勢。「データ班や魚雷バットを使った野手の方にもっと聞いてみたいですし、チームやキャッチャーとで話してやっていきたいです」とまだ様子見といった状態だった。

 ドジャースのマンシーは試合中に魚雷バットを放棄するなど、打者側も試行錯誤を続けている。NPBで本格的に使用されるようになれば、抑える側も対策に本腰を入れることになりそうだ。