昨年10月に右肩関節唇の修復手術を受け、開幕から10日間の負傷者リストに入っているレッドソックスの吉田正尚外野手(31)が、週明けから本拠地ボストンを離れ、フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地でリハビリを続けることになりそうだ。

 アレックス・コーラ監督が10日(日本時間11日)、ブルージェイズ戦前の会見で「私の認識が間違っていなければ、彼は日曜までここに居て、そのあとフォート・マイヤーズへ行くことになる」と話した。

 ホームゲーム開催中の試合前、吉田は右翼付近でキャッチボールなどのリハビリメニューを行ってから、外野守備、フリー打撃などのチーム練習に参加しているが、この日は実戦での動きを想定し、左翼の守備位置付近で強度を上げたキャッチボールを行った。
 
 遊撃手の定位置付近に置かれたオレンジ色のコーンまでの距離は120フィート(約36・6メートル)。途中からトスでボールを受け、内野手へ送球する動きを繰り返した。同監督は吉田について「上手くいっている。私は最高だと言いたくはないが、ある時点で彼は(実戦での)打撃が(必要になるので)ね、それで向こうに行って打席に入る機会も得ながら、投げる方の準備が整えば、彼は(試合に)出ることになるだろう」と説明した。

 フロリダ州やアリゾナ州にある各球団のキャンプ地では今、3A、2A、1Aに配属されなかったマイナー選手によるエクステンデッド・スプリング・トレーニングが行われており、吉田は当地で日々行われている対外試合の出場に備えることになる。しかし同監督は「(肩の状態が)いい日もあれば悪い日もある」と話すなど、慎重な姿勢をみせる。5月3日(同4日)のルーキーリーグ開幕まで、当地での対外試合はメジャー40人枠に入っている選手のリハビリ出場にはカウントされないため、チームは吉田のフロリダ行きを決めた。