ここから巻き返せるか。全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル2025(CC)」開幕戦(9日、後楽園ホール)のAブロック公式戦で、昨年覇者の宮原健斗(36)が鈴木秀樹(45)に屈して黒星発進となった。

 一進一退の攻防が続いた試合終盤、宮原は鈴木にダブルアームスープレックスで2度投げ飛ばされ、3カウントを献上した。試合後に取材に応じた宮原は、昨年の初戦でも綾部蓮に敗れていたこともあり「負けからスタートしたけど、そういう時は優勝決定戦の舞台に進んでいるので。そうやって長いシリーズは切り替えていかないと。もう見ているのは優勝のみですから」と切り替えを強調した。

 青柳優馬との〝ビジネスタッグ〟で世界タッグ王座を保持する宮原だが、先月29日の大田区大会で3冠ヘビー級王者・斉藤ジュンに挑んで敗北。そうした背景もあり「今は自分が優勝して、プロレスファンに這い上がる姿を見せたい。僕は今負けて〝底〟に落ちてますから」と言葉に力を込めた。

 12日には、CC2戦目で地元福岡県の福岡アイランドシティフォーラムで真霜拳號と対戦する。「まあ、この1敗はしょうがないっす。勝負ですから。今は福岡大会に全集中。真霜拳號に〝大集中〟。もうそれのみです」と一戦必勝を誓った。