中日は9日の広島戦(バンテリン)に3―1で競り勝ち、引き分けを挟んで連勝を飾った。4位タイでDeNA、広島と並ぶが、視聴率は絶好調だ。
8日に東海テレビが中継した中日―広島戦(岐阜)の平均世帯視聴率は10・8%(平均個人視聴率は6・5%)を記録。これで今季放送された中日戦のナイター中継は5試合のうち4試合が2桁視聴率となった。
これだけ数字が取れるコンテンツはなかなかないだけにテレビ局サイドもホクホク…かと思いきや、実は意外な悩みがあるという。それは「ドラゴンズの試合はなかなか点が入らないのですが、それだと(スポーツニュースの原稿の)主語が中日にならないんです。中日主催のゲームでも相手チーム目線で原稿を書かざるを得なかったり、どんどん尺が削られる。それが切ないんです」(在名テレビ局関係者)というのだ。
中日は11試合を戦って3試合が零封負け。2本塁打、19得点はいずれも12球団最低だ。名古屋の各テレビ局は中日主催ゲームの素材と原稿を全国ネットのスポーツ番組のため、キー局に送っているが「盛り上がるシーンがあった方が(全国ネットで)使われるのですが、ホームランや得点シーンがないと最初は30秒の予定が〝20秒でお願いします〟になって最終的に〝結構です〟ということもあるんです」(前出の関係者)。見どころが少ない試合の場合はカットされるケースも出てくるという。
「関東の球場のレフトスタンドがたくさんのドラゴンズファンで真っ青に染まっているのを見ると僕らもすごくうれしいんです。ドラゴンズを推している人が全国に数多くいるからこそ(全国ネットで)1秒でも多く届けたい。だからエキサイティングなホームランや得点シーンを期待しています」(地元放送関係者)
この日の一戦では、同点の8回にブライトが決勝の2点適時二塁打を放ちドームは大盛り上がりとなった。ドラゴンズの試合が全国ネットのスポーツ番組で数多く放送されるためにも中日ナインの奮起に期待だ。












